
nocturneを開設
このたび、nocturneという名前の個人サイトを新たに開設しました。
nocturneとは
nocturneは、私が2021年から運営している『Minerva』の後継となるサイトです。以下はMinervaのトップページです。
Minervaはどちらかというと、知識や自分が実際にやったことの記録といった事実をベースとしてきました。そしてたまに、Articlesなどでお気持ちも発信してきました。
https://minerva.mamansoft.net/%F0%9F%93%98Articles/%F0%9F%93%92Articles
nocturneのポリシーは、基本的にはお気持ちをブログのポストのような形式でひたすら投稿していくことです。
加えて、ブログの記事だけではなく、Minervaと同じように私に関する情報も、重要なものに絞って発信していきたいです。たとえば自己紹介、私が作成したプロダクトの紹介、チームowleryのメンバー紹介といったものです。
なぜnocturneを作ったのか
ここ数年でAIが急速に発展してきました。特にこの1年間で、代表的なところだとClaude CodeやCodex CLIといったAIエージェントが非常に成長してきました。
結果、自分の手で知識を調べたり、Obsidianに記録しながら学習・体験するという機会は減り、AIとのやり取りだけで済むことが大半になりました。言い換えると、 Minervaで今まで扱ってきた主なコンテンツの価値が急落してしまったのです。
では、このAI時代において、何に価値が残るのか……、それは事実ではなく、それぞれの人の内側に潜むもの……、価値観、パーソナリティ、クリエイティビティに主軸を置いたコンテンツでしょう。ならば、私が発信する内容も『AIではできないそのようなモノのみにしよう』と思い、nocturneを開設することにしたのです。
ちょうどシルバーウィークの5連休というのもあって時間も取れましたし、自分を見直す機会としても良かったです。
nocturneの仕組み
サイトのフレームワークとしてはAstroを使います。Astroは実績も十分であり、自由で高い表現力や最適化されたパフォーマンスなども魅力のフレームワークです。
今までObsidian Publishを5年以上もの長い間使ってきましたが、どうしても表現に限界がありました。Obsidian自体はかなり細かなカスタマイズができるのですが、Obsidian PublishはObsidianから提供されている実装に完全に依存します。よほど頑張ってJavaScriptでハックしないと、期待通りのものは作れませんでした。
今回Astroになって、nocturneでイメージしている雰囲気がかなり入れやすくなりました。今はまだ立ち上げたばかりなので、あんまり細部にこだわれていませんが、この時点でも結構雰囲気のあるサイトができているんじゃないかな、ということで気に入っています。
もう少し細かい話をします。nocturneでは、owleryのVaultの情報をコンテキストとして利用したうえで、私が音声発話をした内容を整理してまとめます。そこからさらに文章を構築して、コンテンツを調整してアップロードする。そういうフローを想定しています。
まさに今書いているこの記事が、その第一弾となっているわけです。
できるだけ省エネで、こまめに
正直、今の時点でこれがベストなのかは自分も全然わかっていません。日々試行錯誤して、数日、数週間はかなり揺れるかなと思っています。その過程で、発信がしたいなと思ったときに、できるだけ省エネですぐに精度の良いものが発信できる環境を作っていくつもりです。
MinervaのArticlesはかなりかっちりとしていました。ファクトチェックも気合を入れて、構成の整理、誤字脱字、表現の配慮にも気を使っていました。ただ、それをやりすぎると今度は発信するハードルが上がりすぎて、結局なかなか発信できません。
特にこのAI時代は、1週間で世界が変わることもざらです。事実、私も1ヶ月半前くらいにとある記事を出そうと思っていたのですが、それから毎週のように状況が変わり、結局その記事にはそれ以上手をつけないまま公開することはできませんでした。
ですので、1つの記事あたりの分量は、Articlesのときよりもライトにしたいです。イメージとしては、Blueskyで少し長文の投稿をするような単位で、できるだけこまめに発信していければいいかなと考えています。
もちろんたまに大作も投稿すると思います。事実、この投稿も結構大作なほうです。そういうのはやりながら調整していきたいです。
Minervaはどうなるのか
nocturneが軌道に乗ったとき、Minervaはどうなるのか。
私の目標は、1ヶ月以内にObsidian Publishを解約して、Minervaの公開を取りやめる ことです。
Minervaの中でかなり価値がある内容、つまりぜひ残しておいてほしいとリクエストをいただいたものや、私にとって転換期となっている記事については、nocturneのほうに移植する可能性はあります。具体的には『毎年の振り返りのような習慣的な記事』や『プラグインリリースなどの記念系記事』などを考えています。
もし「この投稿よく見るんで残しておいてほしいです」みたいなものがありましたら、リクエストをいただければ検討します。お約束はできませんが、なるべく善処します。
Weekly Reportをやめる
私は今、Obsidianで毎日デイリーノートを書いています。そして、毎週Weekly Reportも書いています。Weekly Reportについては、5年以上一度も欠かさずに継続してきました。
そのWeekly Reportを、このたびやめようかなと思います。やめる代わりに、本来ならWeekly Reportに書いていたような内容を、nocturneのほうに日々記事にして上げていきたいです。
デイリーノートは最近だとSilhouetteを使ってタスクを管理しているだけです。
- 日々のルーティン
- 今日やるタスクの一覧
https://github.com/tadashi-aikawa/silhouette
可能だったら、このシルバーウィーク中にタスク管理周りについても少し大きな方針転換をしたいです。一案としては、GoogleカレンダーとKOKUKOKUを使ったタスク・予定の一元管理などを考えています。
https://github.com/tadashi-aikawa/kokukoku
自分だけのプロダクトを作って、使い続ける
AIが普及する前の時代では、何かやりたいことを実現するときは一部の人を除き、特定のサービスやアプリケーション、誰かが作ったものを使わせてもらって自分のほうを合わせていくしかありませんでした。
しかし、今のAI時代は違います。AIエージェントの力を借りて、やりたいことを実現するための自分だけのアプリケーションやプロダクトを作るができます。そしてそれを自分自身で使い続け、日々改良していくことがスタンダードとなるでしょう。私も様々なツールやシステムを構築してきました。
- JINRAI(迅雷)
- KOKUKOKU(刻刻)
- KIKIGAKI(聞書)
- parliament
今宵、このラインナップにnocturneが加わったことを嬉しく思います。